ご挨拶

挨拶

大手アパレルメーカーで企画生産部門を担当していた時代に、利益重視で生産現場の人を苦しめるファッションのあり方に矛盾を感じていました。そしてフェアトレードと出会い、欧米同様にフェアトレード商品を1つの選択肢として日本でも普及させたいという思いから日本での展開に向けて調査を始めました。その時わかったことは「国際フェアトレード認証」を取得できるハイレベルの工場が非常に少ないことでした。そこで自らインドに渡り日本向けに独自のフェアトレード認証サプライチェーンを構築し2012年に日本初となる国際フェアトレード認証トートバックのローンチを果たしました。

現在国内では主にコーヒーやチョコレートがフェアトレード製品として流通していますが、アパレル製品は食料品と比較して製造工程が多いため全ての工程(綿花農園・紡績・紡織・染色・縫製など)において第三者機関により認証が必要となる厳格な「国際フェアトレード認証」を取得することは大変チャレンジングでした。しかし、更に「人と環境」にやさしいモノづくりを推進するためにオーガニックコットン国際認証の最高峰と言われるGOTS(グローバルオーガニックテキスタイル基準)認証も取得しました。そして日本で初めて2つの認証ラベルがついた信頼できる製品を供給できる体制を作りました。

現在の日本ではフェアトレードやオーガニックの国際認証を取得してない製品が流通しておりそのサプライチェーンの透明性が疑問視され始めています。例えばアメリカなどでは日本のように商品の下げ札などに「オーガニックコットン」と勝手に表記することができません。GOTS認証などを取得しない限り表記できない様に政府が規制しているのです。

グローバルで最も認知され、信頼されている第三者機関の「国際認証」を取得することで大企業や自治体等がフェアトレードやオーガニックコットンにダイナミックに取り組めるよう「安心、安全」な商品を提供することでサスティナブルな社会の実現を目指します。

【プロフィール】
株式会社オンワード樫山入社後、米国のライセンスブランドに携わる。その後ラルフローレンにて事業本部長、企画生産部門ディレクターを務める。フェアトレード&オーガニックに出会い2012年日本初の「国際フェアトレード認証」コットン製品をローンチさせる。国際認証制度を活用したトレーサビリティを重視し、人と環境にやさしい革新的なプラットフォームの普及を目指す。

【会員】
NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン ライセンシー
NPO法人日本オーガニックコットン協会 法人準会員
東京商工会議所 会員