フェアトレード連載【第四回】
フェアトレード、オーガニックであることの両立

生徒[学校での朝礼の風景]

フェアトレード国際認証であること、ピュア・オーガニックであることの両立
天然素材の代名詞のようなコットンですが、インドでは農耕面積がたった5%ほどの綿花農園にインド全体で使用される農薬の55%が使用されています。国際的に使用禁止の農薬も未だに使用されていることもあり、環境的に大きなダメージをもたらすばかりか、生産者の健康被害も深刻化しています。日本ではほとんど報道されませんが、インドの農家では生活苦からこの15年間に25万人が自殺をしたという報告があります。実に30分に1人が自殺しているという計算になります。児童労働(強制労働)もインドでは6000万人にのぼるという調査があり、その多くが綿花農園で起きています。

当社はフェアトレード農園を拡大することにより、このようなインドにおける児童労働を撲滅していくことを目的として設立致しました。農薬を使用しないオーガニック栽培に切り替えることにより、暮らしを大きく変えていくことにもつながります。そのため、綿花~製品までの全ての生産工程をインドの提携先と一緒に行っています。

また、当社は日本で最もフェアトレード国際認証製品を販売している企業です。いわゆるソーシャルビジネス企業であり、NGOとの違いは、日本の企業とインドの農園をつなぐ「橋渡しビジネス」を展開している点にあります。NTTグループ、大日本印刷等の大手企業CSR部門と連携し、フェアトレードコットン製品を企業活動における「オフィスサプライ」として導入するBtoBでのフェアトレード導入プラットフォームを構築しスタートしました。つまり社内で使用していたものを徐々に国際フェアトレード認証製品に切り替えて頂いています。従来型の自社のブランディングではなく、オフィスサプライとして何万人もの従業員を抱える多くの大企業と組むことによって一気に普及を促進しているところが大きな特徴です。